2年前から腰痛が始まり、最近は痛みはないが 疲れやすい。
昨日、久々に8人制サッカーしたら腰が痛くなって…
というお客さまがご来店。
事前検査で上半身を後ろに反らせる(腰部屈曲)とやはり 腰が痛い。
・首と胸部の動きが硬い
・腰部の痛みは起立筋群で、強烈に真上から引っ張られてる様な感触
という点が気になりました。
原因を見つける為、弛緩反応ポイントを探る。
足のポイントでは痛みレベル10が6に収まった。
肩のポイントでは痛みレベル10が8に。
この時点でまず足から施術したほうが良いかな、と早合点…
太ももの腸頚靭帯関連を緩めようとまず、仰向けに寝てもらうことに。
と、ここで
全身の筋膜が異様にピンと張っている状態に気づく。
胸部&胸鎖関節の強張り具合もかなり強い。
これまでの経験から今回の腰痛の原因は「頭」だ!
と気づく。
っていうか、足のポイントで中途半端な弛緩反応だったから本来ならさらに頭と首の弛緩反応ポイントを
検査すべきなのにしていなかったことに気づく;
ああぁ
事前検査ぬかりなくちゃんとしないと…;(戒め!)
ということで「頭部」を先ず施術することに。
後頭部も前頭部もガッチガチです。
ひょっとして…
と思い 肩 ひじ 僧帽筋を触るとこれまたガッチガチ。
原因となる「ある姿勢」が何となく予想つきました。
とりあえず10分程かけて頭を弛緩させて起き上がってもらいました。
「あ! ぜんぜん違う!
起き上がろうとする時も
腰が痛かったのに!?」
腰の痛みレベルが10だったのが頭だけ10分間施術したらレベル2~3くらいにまで下がりました!
原因となる、「ある姿勢」を頻繁にしているかどうかお客さまに確認すると当たってました。
その「ある姿勢」とはうつぶせに寝ながら身体を肘で支え読書かスマホをずっと見ている時の姿勢です。
この姿勢、ホントよくないです。
腰から腕肩首頭 全部ピーンと引っ張り合うように固まっちゃうんです。
当然、骨盤も引っ張られて歪みます。
この姿勢をされてる方、結構いらっしゃるんです。
自分も学生時代よくこの姿勢になってました;
状態がひどくなってくると全身どこを触っても「痛い!」というくらい神経も硬縮して過敏になってしまいます。
(もちろんそんな状態でも対応できますのでご安心ください^_^)
腰痛の原因はサッカーでもなく腰でもなく「頭」でした。
そして頭首がガッチガチになった原因は普段何気にしているうつ伏せでスマホを見ている姿勢だったのです。
(注意:この姿勢は、頭以外のほかの場所もガッチガチになります。)
全身の硬縮している部分をDRTで緩めていきます。
上半身を後ろに反らした時の痛みレベルは日常生活では問題ない1~2レベルになりました。
まだまだ背骨沿いや全身の各部所に硬縮が残っているためまた来ていただく必要はあります。
座るときの猫背うつ伏せでスマホいじりの姿勢を防止する工夫と骨盤を立たせる体操をお伝えしました。
日頃の何気ない癖がカラダの硬結をつくりだします。
青空 仰いで深呼吸するクセをかわりにつけましょ(^皿^)♪ 爽快 ♪